カードローンは申込みを行えばすぐに利用できるわけでなく、審査を行う流れになります。この際には書類を準備することになりますが、事前に何が必要なのか知るとスムーズに手続きができて便利です。
必要書類が何であるか気になるものですが、この記事ではそれぞれの特徴や提出方法、注意点などを解説します。カードローンを利用したいと考えている場合はこの記事を参考に、スムーズに手続きができるようにしてみてください。
必要書類を確かめよう
カードローンの必要書類は2つあり、「本人確認書類」と「収入証明書」です。
本人確認書類は以下の7つがあり、名前や住所、顔写真があることを確かめて準備する必要があります。7つは「運転免許証」、「健康保険証」、「パスポート」、「マイナンバーカード」、「住民基本台帳カード」、「特別永住者証明書」、「在留カード」になり、1つでも持っていれば申し込めます。ただし、以下の書類には注意すべきことがあり、会社が確認する内容を確かめて分かりやすくなるように送信することが大事です。
「運転免許証」は住所が表面に記載されていますが、その住所とは別の場所に住んでいるならそのままではいけません。この場合は裏面に申し込み時点での住所が記載されているため、この面も写真で撮影して送信することが求められます。
顔写真がない本人確認書類は「健康保険証」などがありますが、本人であるか証明できていない状態です。この場合は顔写真の代わりに公共料金の領収書や住民票が必要になり、本人であることや記載されている住所と申込書と一致していることを証明する流れになります。
パスポートの場合は最後のページにある「所持人記入欄」があり、空白の状態では本人であるか証明できません。このため、取得して受領するとすぐに記入するように促されますが、忘れている場合もあり申し込む前に分かりやすい字で書いて証明できるようにする必要があります。
収入証明書は何であるか?
収入証明書は以下の7つになり、「給与証明書」、「源泉徴収票」、「税額通知書」、「納税証明書」、「確定申告書」、「所得証明書」、「住民税決定通知書」があります。
収入証明書はなくても利用できますが、融資額が制限され金利も上がりやすいです。しかし、提出すれば借入希望額を増やせてまとまった資金を借りられ、金利も下がり利息が増えにくくなります。収入証明書が必要な借入希望額は50万円以上になりますが、銀行や消費者金融会社によって変わってきます。
一方で自営業者の場合は月々の収入にばらつきがあり、安定していることを証明する必要があります。このため、「事業計画書」を提出することになるため、事前に準備してから手続きを行うことが大事です。
収入証明書はなくても借入金額を少なくすると利用でき、本人確認書類があれば即日融資にも対応できます。しかし、収入が多くて金利を低くしたい場合は利用希望額を大きく設定するとできますが、この場合には収入証明書が必要です。しかし、金利が低くて利用希望額を増やせば他社から借りる場合は審査に響いてくるため、きちんと考えてから決めないといけません。
提出の仕方や注意点
必要書類や本人確認書類はスマートフォンや携帯電話のカメラで撮影し、そのままメール、専用フォーム、アプリなどを経由して送ればできます。このため、すぐにその場で手続きができて便利ですが、名前や住所、顔写真を確認できるようにしないと無意味です。このため、記入されている場所をきちんと確かめ、撮影後は送信前にアップロードが正常に完了しているか確認する必要があります。
店頭の窓口や自動契約機を使う場合は書類を持参し、案内にしたがってセットする流れになります。窓口の場合は担当者が目視で確認しますが、自動契約機の場合は「氏名」「住所」「顔写真」の部分をきちんとセットすることが必要です。
郵送の場合は書類の原本だと返却してもらうと送料がかかり、コピーをしてから申込書と一緒に送る必要があります。FAXの場合も同様で送信する面を確かめ、確認しやすくなるようにしないといけません。
準備するタイミングは?
本人確認書類は「運転免許証」や「健康保険証」などは常に持ち歩いていますが、そのほかのものは家に置いていることもあります。カードローンに申し込むときはその時点で「本人確認書類」は必要で、お金を借りようと考えているならすぐに手元に準備することが望ましいです。審査のときは本人確認書類がなくても属性や信用状況などを確認するため不要な場合もありますが、通って契約をする際には必要になります。このため、申し込む前に揃えるとスムーズにでき、即日融資を希望する場合にも対処できて便利です。
まとめ
カードローンを申し込むときは必要書類を確かめ、事前に用意するとスムーズに審査を行えて通れば借り入れまで可能です。しかし、手元に本人確認書類が1つもなければ審査に通っても契約ができず、提出をして確認が完了するまで待つことになります。
必要書類は用意をするために時間を要するものもあり、今すぐにお金を借りたいと考えている場合は手続きができなくて困るものです。収入証明書は借入希望額を増やすために必要になり、なくても利用できますが限度額の制限を受けます。