カードローンのカードをなくした際の対処法!

カードローンはカードを使ってお金を借りますが、不注意などで紛失することもあります。この場合は危険な状態になりきちんと理解していないと困るもので、申し込む前に確かめると落ち着いて対処しやすいです。

カードをなくしてしまったときは焦って冷静さを失いがちですが、事前に対策を講じると最適な判断ができます。対処法は状況によって変わってくるため、パニックになって取り乱さないようにしましょう。

どのような危険があるのか確かめよう

カードを紛失すると第三者の手に渡ってしまい、不正に利用されて困ることになります。不正利用をされるためにはカードをATMに入れただけでは利用できませんが、財布やバッグなどに入れた状態であれば忘れないように暗証番号を控えることもあるものです。実はこの番号が分かれば利用可能額の範囲内であれば出金できるため、油断をするといつの間にかお金を失います。

暗証番号はどこかにメモしていなくても自宅の住所や電話番号、生年月日などから推測し、合ってしまうとお金を引き出せます。また、カードを拾った人と面識がある場合はカードローンを利用していると分かってしまい、気まずい雰囲気になることもあるものです。このため、カードを取り出しやすいようにポケットなどに入れるといつの間にかなくなっていることもあり、最悪の場合はお金を引き出される可能性もあります。

対処法を確かめよう

カードをなくした場合は気がついたらすぐに最寄りの交番や警察署に行き、遺失届を出すと落とし物として届けられていることもあります。この時点で無事に見つかれば不正利用されている可能性はなく、すぐに確かめてみると良さそうです。しかし、このようなケースは良心的な人に拾われた場合に限られ、幸運にも見つかったときは安心せずに落とさないようにきちんと管理するようにしないといけません。

いつの間にか盗まれていたことが確実に分かれば防犯カメラの映像とともに盗難届を出すことになりますが、発見するまでには時間を要することになります。このため、すぐにカードの発行元に利用停止の手続きを行い、不正に利用されないようにすることが大事です。しかし、それまでに暗証番号が推測されてしまえばお金を引き出されることになり、速やかに行うようにしないといけません。

その後は再発行の手続きを行うことになりますが、本人確認書類や手数料がかかることが多いです。しかし、審査がないため手元にカードが届くまでの時間が短く、お金を引き出されていない場合は安心できます。

クレジットカードとの違いとは?

クレジットカードの場合は第三者に不正利用されても損害が保証されることになり、紛失や盗難にあっても被害を受けることはありません。なぜなら、クレジットカードの場合は保険が自動で付帯しているためで、不正利用があっても本人が利用していないとキャンセルができるためです。保証を受けるためにはカード会社や警察に手続きを取る必要があり、事前に確かめてなくしても困らないようにすると安心できます。

ただし、カードローンになるとこのような保険は原則的になく、利用者に返済の義務が発生します。しかし、金融機関の会員規約に不正利用による被害額が補填されると明記されていればできるため、きちんと申告して被害を受けないようにすることが大事です。カードローンの場合は暗証番号によって本人であると証明することになり、原則的に不正利用をされると自分自身が損をすることになります。

どのような対策をすべきか考えよう

カードローンでカードを使うことに抵抗があれば「カードレスの契約」があり、スマホアプリやインターネットバンキングを利用すると便利です。カードは持っているといつの間にか落とすこともあり、いっそのこと作らずに利用したいと考える傾向があります。最近ではスマートフォンやインターネットの普及もあり、カードの発行をするためにかかる経費を減らす銀行が多いです。また、わざわざ店に行かずにパソコンやスマートフォンから申し込め、カード代わりにアプリを使うと安心できます。

紛失後は暗証番号さえ相手に分からなければ不正利用されることがなく、安易に推測されないように工夫することが大事です。暗証番号は4桁の番号のため住所や電話番号、生年月日などを組み合わせると読まれやすくなり、別のものにして忘れないようにする必要があります。また、カードを保管するときに番号を控えているものがあると危険で、思い出せないときはスマホのメモなどに記録すると判明するリスクを回避できて効果的です。

まとめ

カードの紛失は不注意などで起きやすくなりますが、すぐに発行元の会社に利用停止の手続きをすると不正利用を防ぎやすいです。しかし、暗証番号が分かってしまうとすぐに引き出されやすく、被害にあっても自分自身で支払う必要があります。

カードをなくしやすいことで使うことに抵抗があればカードレスのカードローンもあり、スマホアプリで利用できて便利です。また、クレジットカードと違って保険が付帯していないことが多く、不正利用されたら最後だと考えて対策を講じなければなりません。